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2010.03.23
最後の最後の最後の給食
月刊「学校給食」に30年以上にわたり連載を続けてくださっている関はる子先生。
この3月で定年退職され、学校栄養職員人生の幕を下ろします。
学校給食作り一筋39年!
その、最後の給食の日、学校にお邪魔しました。
調理室での朝の打ち合わせでのこと、先生が、「今日はちょっと一言」
とみんなの前に立ったので、何を話すんだろうとドキドキしていたら、
「今日で最後ですが、よろしくお願いします」「(ニコッ)」
と本当に一言だった!
先生らしくひょうひょうとした最後の日の始まりで、吹き出しそうになってしまいました。
最後の日は、全校児童から食べたい給食のアンケートを取り、
人気の高かったメニューを取り入れました。
そして、6年生は「卒業バイキング」です。
調理室では、他の学年と同時並行で作業が進みます。
人気メニューの春雨サラダに鳥の唐揚げ、そしてガーリックトーストに
チョコレートケーキ。
配膳のトレーには、一人ひとり、お守りが配られました。
「生きることは食べること」。
後日、子どもから「お守り、筆箱に大切に入れてるよー」と言われ、
関先生もさすがにほろりとしたそうです。
さらに、全校児童にはこれまでの給食レシピをまとめた冊子をプレゼントするため、
手作りレシピ集を配ろうというのです。
この日、まだ出来上がっていないというので、バイキング給食終了後に、
ランチルームでレシピ集作りが始まりました。
最後の日ということで駆けつけた友人、そして私、そして、
ドキュメンタリー取材に来ていた日本テレビのディレクター、プロデューサー、カメラマン全員で、約400冊のレシピ集を作りました。
これって今日中に終わるのかなという一抹の不安がありましたが、
なんとか終わり、ほっ。
無事に終了式に渡せたそうです。
関先生の学校には、最後の1年、ことある毎に遊びに行かせてもらいました。
うまく書けるかわかりませんが、月刊「学校給食」7月号にて先生の給食作りを
まとめて記事にしたいと思っています。
詳しくはそのときに。。
2010.02.10

おいしい思いいっぱいの“料理撮影会”
先日、日曜日に「きょうの給食なーに?」のページの
今年4~9月号までの料理撮影をしました。
私は、料理のレシピや献立研究担当ではないので、
もっぱら、試食担当!!(一応仕事もしましたが…)
撮影後の試食がいつもすっっごく楽しみなのです!
料理を作成してくださる杉崎先生、龍崎先生チームは、
いつも試食用に多めに作ってくださるので、
ご覧の通り、大パーティーになります。
どれもとーってもおいしかったですが、
今回特においしかったのは、アジのオニオンマヨネーズ焼き!
三重県の献立です。
アジとヨーグルトってこんなにマッチするんだ~と新しい発見でした。
雑誌には6月号でご紹介する予定です。お見逃しなく!!
料理作成チーム、撮影隊、編集部が全員で
おなかいっぱい食べても、食べきれない量。
そこで、またまた楽しみなのが、お持ち帰り!
だんだんずうずうしくなって、今回も大きなタッパー持参で
たくさん持ち帰りました。
普段の自分の料理より数段格上の給食献立は
家族に大好評で、夕飯も大満足でした~。
ごちそうさまです。
って、写真をみていたらおなかが空いてきた…。
いつも献立を送ってくださる全国の先生方に感謝しつつ、
おいしいレポートは終わりにしま~す。
2009.12.24
今年の思い出
あっという間に2009年が終わろうとしています。
今年もいろいろな場所へ取材に行きました。最近、記憶力が衰えてきて、あんなに辛い原稿書きも、無事に雑誌が発売されると、きれいに忘れてしまっていることがあります。怖い…。(あ、でも取材先の方々の優しさは覚えています!給食の味も!!)
そんな中、今年思い出に残った風景が、この写真です。
愛媛県西予市明浜町。
海と山、そしてみかんの段々畑。中央に昔ながらの家々が並びます。
本当に空気もおいしくて、これでもかっというほど深呼吸しまくってきました。
(取材は、2009年12月号に掲載しています)
こんな穏やかな町で、大切に育てられているみかんは、
それはそれはおいしくて、甘酸っぱくて、口の中ではじける果汁が
なんとも言えません!
そして選果作業のときに本来捨ててしまうはずの若いみかんを、
こちらの農園「無茶々園」では、「みかん酢」にして売っています。
もちろん、お土産に買って帰りましたが、実家の母に大好評!
追加で12本も注文してしまいました。
ドレッシングでもおいしいし、季節柄、鍋料理のタレにも最適です。
この愛媛取材も含めて、今年は農家の方々と触れ合う機会が多くありました。
誰もが、自分の育てた作物を大切に思っていて、そしてどこよりも一番!と自慢するのが印象的でした。
私も、自分の取材記事が一番!と思うほど仕事に愛情込めているだろうか、
雑誌を大切に思っているだろうか、と自問自答…。
答えは、まだまだだなぁと思います。
自分の仕事に誇りを持つ生き方を、農家の方にはがつーーんと見せつけられた一年でした。
2009.09.17
だし・だし・だし
10月発売の11月号では、「味覚を育てる学校給食」ということで、“だしのとり方”をご紹介しています。鶏ガラスープのとり方を取材するために訪れたのは世田谷区立駒沢小学校。眠い目をこすりながら、朝7時半、調理室に到着しました。
すでに鶏ガラの冷凍固まりがお肉屋さんから届いていて、下ごしらえの準備も整っています。調理主任の大津さんは、朝4時起きだとのこと!!頭が下がりました。
鶏ガラのだしのとり方は、ぜひぜひ雑誌の方をご覧いただればと思うのですが、こまめにアクを取ったりして大事に大事におだしをとる地道な作業に、ただただ感動を覚えました。だしをとる間にさまざまな作業が見えます。大量の野菜がどんどん切り刻まれていく様子、おいしそうなにおいがあちこちで生まれていく様子、朝から何時間も調理室にいると、飽きずに調理員さんの手元をずっと眺めてしまえたのが不思議でした。
栄養職員の関はる子先生は、だしをしっかり取ると、「最後の味付けで調味料を大量に使わなくても、味がバシッと決まるのよ」と言っていました。さらに、「何より心がこもるでしょ。子どもにも伝わると思ってる」と。
私も一主婦ですが、鶏ガラからだしをとるなんて、「あー手間だ」と思ってやっていなかった自分を猛反省。1週間に1度くらいはやってみよう!と心を新たにした取材となりました。
2009.07.02
はじめての船旅取材
今回取材で初めて船を利用した。朝から大雨で、船が出なかったどうしようと、そればかり気になっていたが、無事に出港!
しかーし、早めの船に乗ったため、取材先の篠島(愛知県)へは2時間も前に着いてしまった。 大雨なのでどこにも行けず、明らかなヨソ者が港の小屋にポツーーン。
かなり浮いていたと思う。
船に乗りに来る人、来る人、顔見知りらしく、みんな「雨ひどいわねぇ」とか親しく会話していた。篠島は人口2000人ほどの小さな島なのだ。
そして島で唯一のタクシー「中村タクシー」で小学校へ。なんと、片道どこへでも300円!なのだ。やっすーい。だが、このタクシー、事務所へ電話しても誰も出ず、事務所まで行ってみても誰もいなかった。困り果てて港のおじちゃんたちに相談したら、
「すぐにいなくなっちゃうんだよ、見つけたら知らせるから!」と。。。
しばらくして、おじちゃんたちの騒ぐ声が。
「タクシーあっちいたよ。早くつかまえないとまたいなくなっちゃうぞ!」
「えっ、ええーーー」
急いで走った。取材前からくたくた。。。
でもやっと着いた篠島小学校は、海の目の前にあり(写真)、素晴らしい景色だった。
いつの間にか雨もやんでいた。
見事な舟盛り!
取材は途中から晴れて、子どもたちの調理実習(鯛しゃぶ作り)も順調に進んだ。(詳しくは、9月号でルポ掲載するのでお楽しみに~。といっても、まだ書いてないので面白くなるかどうかは期待しないでほしい。。)
というわけで、記念すべき第一回の「ひとりごと」は、編集部A・Mが担当でした。

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